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《乱闘》は攻撃力3の《ジョン・スミス》を選べない ―― 「全力で来い!」が働くのは攻撃力2以下になったとき

2026-09-27

質問

ジョンスミスがいるときに乱闘が打たれたときはどうなるか?

回答

ふつうの盤面では、《ジョン・スミス》がいても《乱闘》の選び先は変わりません。《ジョン・スミス – 不屈の守護者》は攻撃力3なので《乱闘》では選べず、「全力で来い!」の「可能なら」が満たせないからです。ジョン・スミスの攻撃力が他の効果で2以下になっているときだけ、相手は《乱闘》でジョン・スミスを選ばなければならなくなります。 カードの文面から確かめます。 《乱闘》(アクション、3{I}) 「2{S}以下のキャラクター1体を選び、退場させる。」 《ジョン・スミス – 不屈の守護者》(攻撃力3/意志力6) 「<護衛>(このキャラクターをエグザートで場に出してもよい。あなたのキャラクターにチャレンジする対戦相手のキャラクターは、可能なら護衛を持つキャラクターを選ぶ。)」 「全力で来い! 対戦相手はアクションや能力で可能ならこのキャラクターを選ぶ。」 「全力で来い!」を持つのはこの《不屈の守護者》だけです。《ジョン・スミス – 手練れの探検家》(攻撃力1)と《ジョン・スミス – 雪原の追跡者》(攻撃力2)には能力による制限が無く、どちらも《乱闘》でそのまま選べる側です。以下は《不屈の守護者》の話として書きます。 ■ 攻撃力3のままなら 効果の選択には要件と制限があり、すべての要件を満たし、どの制限にも反していないときだけ、その選択は適正です(総合ルール 6.1.3.1、6.7.3)。《乱闘》の「2{S}以下」は制限です。「全力で来い!」は「このキャラクターを選ぶ」という要件を足しますが、《乱闘》側の制限を外す効果ではありません。攻撃力3の《ジョン・スミス》はそもそも適正な選択肢ではないので、「可能なら」が満たせず、相手は他の2{S}以下のキャラクターを自由に選べます。 護衛も助けになりません。護衛が縛るのはチャレンジの対象で(総合ルール 8.3)、アクションや能力による選択には関わりません。逆に「全力で来い!」は「アクションや能力で」と書かれているので、チャレンジの対象には関わりません。この2つは別々のところを守っています。 なお、2{S}以下のキャラクターが誰もいなければ、《乱闘》は選択ができず何も起きません(総合ルール 1.2.3)。公式Q&Aも《ラティガン – とてもでっかいネズミ》で「『対戦相手の3{S}以下のキャラクター1体を選び、エグザートする』部分はできませんが、それ以外は可能なかぎり行います」と答えています。 ■ 攻撃力が2以下になっているなら このときは逆になります。《ジョン・スミス》が適正な選択肢に入るので、「全力で来い!」が働き、相手は《乱闘》で《ジョン・スミス》を選ばなければなりません。相手の場に他の2{S}以下のキャラクターがいても、相手自身のキャラクターが選べる状況でも同じです。そして《乱闘》は退場させる効果なので、意志力6は関係なく退場します。 攻撃力をいつ見るかについては公式Q&Aがあります。《急降下爆撃》について「《急降下爆撃》の効果で退場させる対戦相手のキャラクターは、《急降下爆撃》の効果で退場させた時点でのあなたのキャラクターの{S}を見ます」。選択は効果を解決している最中に行うので、見るのはその瞬間の攻撃力です。《キーダ – アトランティスの守護者》の-3{S}や《バラの花を赤く塗ろうよ》の-1{S}が乗っていれば、《ジョン・スミス》は2{S}以下として扱われます。 《ジョン・スミス》が2体いて両方とも2{S}以下なら、相手はどちらかを選べます。片方を選べば「全力で来い!」の要件は満たされ、もう片方の分はもう関係しません。 ■ 引っかかるところ 《ジョン・スミス》を弱らせてから《乱闘》を撃つのは相手の手ですが、裏を返すと、《ジョン・スミス》が2{S}以下になっている間は《乱闘》が《ジョン・スミス》しか選べません。並べた小さいキャラクターはその間だけ《乱闘》から守られます。「全力で来い!」は守りにも攻めにも働くので、どちらの側も攻撃力が今いくつなのかを声に出して確かめてください。 「全力で来い!」と《乱闘》の組み合わせそのものについては公式のQ&Aが出ていません。上は総合ルールの要件と制限の読み方からの解説です。大会では念のため当日のジャッジに確認してください。 最終的な判断は公式の裁定と当日のジャッジに従ってください。

根拠

カード

  • 《乱闘》2{S}以下のキャラクター1体を選び、退場させる。
  • 《ジョン・スミス - 不屈の守護者》<護衛>(このキャラクターをエグザートで場に出してもよい。あなたのキャラクターにチャレンジする対戦相手のキャラクターは、可能なら護衛を持つキャラクターを選ぶ。) 全力で来い! 対戦相手はアクションや能力で可能ならこのキャラクターを選ぶ。
  • 《ジョン・スミス - 手練れの探検家》
  • 《ジョン・スミス - 雪原の追跡者》足跡を追って あなたのターン終了時、このキャラクターがエグザートしていてこのターンにあなたのキャラクターがチャレンジしていなかったなら、ロアを1つ得る。

総合ルール(日本語版)

  • 6.1.3.1 ― 要件と制限
  • 6.7.3 ― 適正な選択
  • 8.3 ― 護衛はチャレンジの対象だけを縛る
  • 1.2.3 ― できるだけルール

公式のカードQ&A

  • Q. <支援>能力を使って《フェリシア – いつも腹ペコ》の攻撃力を6{S}にしました。《急降下爆撃》でその《フェリシア》を退場させることで対戦相手の5{S}以下のキャラクターを退場させられますか?

    A. はい。《急降下爆撃》の効果で退場させる対戦相手のキャラクターは、《急降下爆撃》の効果で退場させた時点でのあなたのキャラクターの{S}を見ます。この例では、対戦相手の5[S}以下のキャラクターを選べます。

    2025.05.09更新 / 急降下爆撃

  • Q. 対戦相手の場に4{S} 以上のキャラクターしかいない場合、《ラティガン – とてもでっかいネズミ》の“我が王国なるぞ!”という能力で自分のキャラクターを選んでレディできますか?

    A. はい。“我が王国なるぞ!”の「対戦相手の3{S}以下のキャラクター1体を選び、エグザートする」部分はできませんが、それ以外は可能なかぎり行います。

    2025.03.14更新 / ラティガン - とてもでっかいネズミ

これは公式の裁定ではありません。ロルカナギルドが公式の文書を読んで書いた解説です。ルールの最終的な決定権はタカラトミーと、大会当日のジャッジにあります。

役に立ったら教えてあげてください。

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