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《アイ・トゥ・アイ》+アースラ ―― 手札に1枚なら1周、2枚ならループになる

2026-10-01

質問

残りデッキ1枚でl2Iをアースラ七つの海の騙し屋で歌いました 手札に1枚I2Iがある場合と2枚ある場合での処理を教えて カードを引くタイミングと2回目の歌う処理が知りたい

回答

手札に1枚のときと2枚のときで、まったく別の結果になります。1枚なら歌えるのは1回だけ(+「素敵な取り引き」の再プレイ1回)で、デッキに戻った1枚を引けるのは次のターンです。2枚なら、そのターンの中で何度でも回せるループになります。 カードの文面を並べます。 《I 2 I(アイ・トゥ・アイ)》(アクション、9{I}) 「<合唱>9(あなたやあなたのチームメイトのキャラクターをコストの合計が9以上になるように好きな数{E}することでこの歌をコストを支払わずに歌える。)」 「各プレイヤーはカードを2枚引き、ロアを2つ得る。この歌を2体以上のキャラクターが歌っていたなら、あなたはそれらのキャラクターをレディする。それらはこのターン、クエストできない。」 《アースラ – 七つの海の騙し屋》 「素敵な取り引き このキャラクターが歌を歌うたび、その歌をあなたの捨て札からコストを支払わずにもう一度プレイしてもよい。そうしたなら、そのカードを捨て札に置く代わりにデッキの一番下に置く。」 ■ 手札に1枚のとき 1. 合唱9で歌う。《アースラ》を含む複数のキャラクターを、コストの合計が9以上になるように{E}します。《アースラ》が歌い手に入っていなければ「素敵な取り引き」は誘発しません。 2. I2Iが解決します。各プレイヤーがカードを2枚引き、ロアを2つ得ます。あなたのデッキは1枚なので、1枚引いたところで空になり、2枚目は引きません。2体以上で歌っているので、歌ったキャラクターはレディします(このターンはクエストできません)。 3. I2Iが捨て札に置かれ、ここで「素敵な取り引き」がバッグから解決します。誘発能力なので、歌が完全に解決しきったあとです。公式Q&Aも「"素敵な取り引き"を使っている間にプレイします。好きなタイミングまで待つことはできません。」と答えています。 4. 捨て札のI2Iをコストを支払わずにプレイします。各プレイヤーがまたカードを2枚引き、ロアを2つ得ます。あなたのデッキは0枚なので1枚も引けませんが、ロアは2つ得ます。 5. そのI2Iがデッキの一番下に置かれます。あなたのデッキは1枚になります。 6. ターンが終わります。デッキが1枚あるので敗北しません。 このターンはここで止まります。歌を手札に戻す手段がないからです。デッキに戻った1枚は、デッキが0枚だったので「唯一のカード」―― 一番下であると同時に一番上でもあります。ですから次のあなたのターンのドローステップでそれを引き、また1からやり直せます。そのターン中に別途カードを引く手段があれば、その時点で引いてもう一度歌えます(歌い手は2でレディしているので、歌うために{E}できます)。 つまり1枚でも毎ターン回収はできますが、「そのターンに何度も」はできません。 ■ 手札に2枚のとき 同じターンの中でループします。2枚目の歌の解決が、1枚目を手札に引き戻すからです。 1. Aを歌う。解決で2枚引く指示。デッキの最後の1枚を引いて、デッキは0枚。歌い手はレディします。 2. 「素敵な取り引き」でAを再プレイ。もう引けませんがロアを得て、Aはデッキの一番下へ。デッキが1枚になります。 3. 手札のBを歌う。歌い手は1でレディしているので、合唱9をもう一度払えます。解決で2枚引くので、デッキにあるAが手札に戻ります(デッキは0枚)。歌い手はまたレディします。 4. Bは「歌った」ので「素敵な取り引き」が再び誘発します。Bを再プレイし、Bがデッキの一番下へ。 5. 手札にAがあるので1に戻ります。 回るたびに資源が減りません。歌い手はI2I自身の効果でレディし直され、デッキには毎回1枚だけ戻り、手札には常にどちらか1枚があります。 これは総合ルール 6.1.10 のループです。好きなだけ繰り返せる形なので、両プレイヤーが1回ぶんで何が起きるかを理解していることを確かめたうえで、繰り返す回数を提示します。ゲームは1回ずつ実際に行うことなく、その回数ぶんを一度に済ませます。そのあとは別のゲームの選択をしなければなりません。 ■ そのループで何が起きるか ―― 勝つのは必ずしもあなたではない I2Iは「各プレイヤー」が引いてロアを得るカードです。1周(歌う+再プレイ)で、あなたも対戦相手もロアを4つ得ます。 ロアの差はこれで動きません。ここが見落とされがちです。 ・ロアが同じか勝っているなら、あなたが先に、または同時に20へ届きます。同時なら公式Q&Aのとおり、アクティブ・プレイヤー(歌っているあなた)の勝ちです。 ・ロアで負けているなら、相手が先に20へ届きます。あなたのターン中でも、そこで相手の勝ちです。 公式Q&Aは「自分と対戦相手のロアがどちらも18で、《アイ・トゥ・アイ》をプレイしました」という質問に「複数のプレイヤーが同時に勝利条件を満たした場合、現在ターンを行っているプレイヤー(アクティブ・プレイヤー)がそのゲームに勝利します」と答えています。 ですからループを提示する前に、お互いのロアを数えてください。負けている側がこれを回すと、回した分だけ相手を勝たせます。 対戦相手は1周で4枚引くので、相手のデッキが先に尽きることもあります。その場合も相手が負けるのは相手自身のターンが0枚のまま終わったときで、あなたのターン中ではありません。 ■ カードを引くタイミング 引くのは歌が解決している最中で、デッキに戻るのはそのあとです。この順番は入れ替わりません。 アクションは場に出て、その効果が直ちに解決し、そのあとカードが捨て札へ行きます。「素敵な取り引き」は、この最後の「捨て札へ」をデッキの一番下に置き換えます。公式Q&Aが《やっと運が向いて来たわ》について「“素敵な取り引き”でもう一度プレイした《やっと運が向いて来たわ》は、その効果が終わった後でデッキの一番下に置きます」と答えています。 ですから、同じ1枚の解決の中で「先にデッキの一番下に置いて、それを引く」ことはできません。引けるようになるのは、そのカードが置かれたあとに次の引く指示が来たときです。手札に2枚あるときのループは、その「次の引く指示」が2枚目の歌から来ている形です。 デッキが0枚で引く指示を受けたときは、その部分を行わないだけです。公式Q&Aが《ホール・ニュー・ワールド》について「デッキが0枚の間にカードを引く、手札に加えるといった能力を使った場合、その部分は行わず、他の部分のみ行います」と答えています。引けなかった時点で負けるわけではありません(総合ルール 1.2.3)。 敗北の条件も同じQ&Aにあります。「デッキが0枚のままターンを終了すると負けになります」「カードをデッキに加える能力などで、ターンを終了する前にデッキが1枚以上になっていれば、一度0枚になったとしても敗北しません」。この場面では、「素敵な取り引き」で戻る1枚がそのまま生死を分けます。「〜してもよい」なので断ることもできますが、断ればデッキ0枚でターンが終わり、そのターン中に勝っていなければ敗北します。 ■ 2回目の「歌う」処理 「素敵な取り引き」での2回目はプレイであって、歌ってはいません。ここから3つ出てきます。 ・I2Iの「この歌を2体以上のキャラクターが歌っていたなら」という条件は満たしません。歌い手をレディするのは、歌った1回目だけです。 ・《アースラ》の「素敵な取り引き」はこれでは誘発しません。1回の歌につき1回だけです。手札に2枚あるときにループするのは、2枚目を「歌う」からです。 ・一方、「あなたが歌をプレイするたび」と書かれた能力は2回目にも誘発します。公式Q&Aが《ミッキーマウス – 腕利きの盗賊》の“ミスディレクション”について、この形で2回使えると答えています。 最終的な判断は公式の裁定と当日のジャッジに従ってください。

根拠

カード

  • 《I 2 I(アイ・トゥ・アイ)》<合唱>9(あなたやあなたのチームメイトのキャラクターをコストの合計が9以上になるように好きな数{E}することでこの歌をコストを支払わずに歌える。) 各プレイヤーはカードを2枚引き、ロアを2つ得る。この歌を2体以上のキャラクターが歌っていたなら、あなたはそれらのキャラクターをレディする。それらはこのターン、クエストできない。
  • 《アースラ - 七つの海の騙し屋》素敵な取り引き このキャラクターが歌を歌うたび、その歌をあなたの捨て札からコストを支払わずにもう一度プレイしてもよい。そうしたなら、そのカードを捨て札に置く代わりにデッキの一番下に置く。

総合ルール(日本語版)

  • 6.1.10 ― ループ
  • 1.2.3 ― できるだけルール
  • 6.2 ― 誘発能力(素敵な取り引きはバッグを通る)
  • 7.7 ― バッグ

公式のカードQ&A

  • Q. すべてのプレイヤーのデッキの枚数が7枚未満のときに、いずれかのプレイヤーが《ホール・ニュー・ワールド》をプレイした場合、どうなりますか?

    A. デッキが0枚のままターンを終了すると負けになりますので、《ホール・ニュー・ワールド》をプレイしたアクティブ・プレイヤーがそのターンの間にゲームに勝利しなければ、そのプレイヤーがゲームに敗北します。その後、同様にターンを行う順番で、プレイヤーが自分のターン終了時に敗北します。 %なお、カードをデッキに加える能力などで、ターンを終了する前にデッキが1枚以上になっていれば、一度0枚になったとしても敗北しません。デッキが0枚の間にカードを引く、手札に加えるといった能力を使った場合、その部分は行わず、他の部分のみ行います。

    2026.05.01更新 / A WHOLE NEW WORLD

  • Q. 《アースラ – 七つの海の騙し屋》の“素敵な取り引き”という能力で、もう一度歌をプレイするのはいつですか?

    A. "素敵な取り引き"を使っている間にプレイします。好きなタイミングまで待つことはできません。

    2025.12.19更新 / アースラ - 七つの海の騙し屋

  • Q. 場にいるキャラクターが自分の《アースラ – 七つの海の騙し屋》のみで、1ダメージを受けています。《アースラ》で《風よ吹け》を歌った場合、“素敵な取り引き”という能力でそれをもう一度プレイできますか?

    A. はい。《風よ吹け》をプレイしたとき、2ダメージを与えられるキャラクターがいるなら必ずそうしなければなりません。ただし、《風よ吹け》が《アースラ》を退場させたとしても“素敵な取り引き”は使えます。この場合、場にはキャラクターがいませんので2ダメージを与えられませんが、カードを1枚引けます。

    2025.05.09更新 / アースラ - 七つの海の騙し屋

  • Q. 《アースラ – 七つの海の騙し屋》で《やっと運が向いて来たわ》を歌い、その後“素敵な取り引き”という能力でもう一度《やっと運が向いて来たわ》を歌いました。《やっと運が向いて来たわ》はどの位置に置かれますか?

    A. 《やっと運が向いて来たわ》は、最終的にデッキの一番下に置かれます。“素敵な取り引き”でもう一度プレイした《やっと運が向いて来たわ》は、その効果が終わった後でデッキの一番下に置きます。

    2026.05.01更新 / アースラ - 七つの海の騙し屋

  • Q. 自分と対戦相手のロアがどちらも18で、《アイ・トゥ・アイ》をプレイしました。この場合、ゲームの結果はどうなりますか?

    A. 複数のプレイヤーが同時に勝利条件を満たした場合、現在ターンを行っているプレイヤー(アクティブ・プレイヤー)がそのゲームに勝利します。(通常、《アイ・トゥ・アイ》をプレイしたプレイヤーが勝利します。)% なお、3人以上のプレイヤーで対戦している場合は、アクティブ・プレイヤーから、ターンを行う順に勝利条件をチェックします。アクティブ・プレイヤー以外の複数のプレイヤーが同時に勝利条件を満たした場合、次にターンを行う順番が早いプレイヤーがそのゲームに勝利します。

    2026.02.13更新 / I 2 I(アイ・トゥ・アイ)

これは公式の裁定ではありません。ロルカナギルドが公式の文書を読んで書いた解説です。ルールの最終的な決定権はタカラトミーと、大会当日のジャッジにあります。

役に立ったら教えてあげてください。

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